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FENUXEインタビュー [関連記事]

現在、Judas Kissが上映されるOut on Film映画祭のためアトランタに滞在しているはずのブレント。別途、ファンとの交流会もあるようです。お近くの方は会場へGo!
http://thenewbrentcorrigan.com/main/appearing-in-atlanta-oct-6th-7th-8th/

この映画祭の関連で、アトランタのゲイ雑誌FENUXEのサイトに、ブレント(ショーン)と共演者リチャード・ハーモンRichard Harmonのインタビューが掲載されました。
http://www.fenuxe.com/2011/10/04/the-fenuxe-interview-sean-paul-lockhart-and-richard-harmon/
一部ですが、内容を紹介しておきます。

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FENUXE:自分の過去[=アダルト業界]から完全に離れるつもり?

ショーン:離れるつもりかって? まだ製作はするし、ウェブサイトも持ってる。僕としては、「公式に、非公式に引退した」と言いたいな。つまり、まだ、そんな区切りはつけてないってこと。今はメインストリーム(=非アダルト)がとてもうまくいっていて、頭も心もそっちで占められてる。これからも何らかのかたちで関わっていきたいし、いつかは監督として、自分で映画を撮りたいと思ってるんだ。アダルト作品ではもうやってたけど、不況のせいで状況が変わって、僕にとって、やる甲斐のある事ではなくなってしまった。もし、誰でも自分が本当に好きなことをやれるとしたら、僕は演技をするよ。

FENUXE:次は何をする予定?

ショーン:つい先日、本と映画化権のオプションが売れたんだ。ビジネス面が片付いたから、これでもっと真剣に取り組むことができる。内容は主に回想録だ。自伝と言われると、ちょっと引っかかる。僕はまだ25歳だからね。タイトルは“Incorrigible”*。1月ごろ第1稿を出す予定だ。ほかにも2つほどプロジェクトが進行している。それと、sean-paul-lockhart.comというサイトを準備中だ。これは基本的に、クイア(≒ゲイ)カルチャーのあらゆる面について、僕の意見や姿勢を表明するサイトになる。the newbrentcorrigan.comでもやってきたことだけど、よりメインストリームなところで続けていきたいんだ。
*注:「〈人・性格・悪癖などが〉矯正の見込みがない,救いがたい」の意。
(ランダムハウス英語辞典)

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というわけで、来年にはやっとブレントの本が読めそうです。映画化も実現すればうれしいなあ。もっとも、17歳のブレントを演じられる俳優なんているのかしらと、気の早い心配をしてしまう管理人でした。

FL

ブレントについて、あなたが知らない10の事柄 [関連記事]

「インターネット初のポルノ・ブロガー」を自称するジェイソン・シークレスト Jason Sechrestのブログに、ブレント自身の書いた"10 Things You Don't Know About Brent Corrigan"(ブレント・コリガンについて、みんなが知らない10の事柄)が掲載されています。原文はこちら。
http://www.jasoncurious.com/desk/?p=3469
18禁サイトで無修正画像が出てきます。嫌いな方は飛ばないようご注意ください。

021 brentcorrigan10things.jpg

私は今、全部を翻訳する時間がない(泣)ので、簡単に紹介だけしておきます。

1. 当初、スターになりたいと思ったわけではないが、後からそれを受け入れて利用することにした。

2. 乗馬が趣味。Hunter/Jumperカテゴリー(障害飛越部門?)で競技会に出場している。将来は恋人と馬のコンサルティング会社をやるのが夢。
(注: 以前インタビューで、5歳で乗馬を始め、13歳から競技会に出ていると言っていました。家が裕福でなかったので続けられなかったけれど、大人になって再開したそうです。ポールさんはまさに馬関係の仕事の人だから、ポイント高いんでしょうね。)

3. 今まで3つのアダルト会社を立ち上げたが、3社とも経営しているわけではない。
(注: 現在、彼がかかわっているのは1社だけ。)

4. グラント・ロイとは、プライベートでも仕事でも縁を切った。
(注: グラントはブレントの元恋人兼マネージャーで、前の会社(Brent Corrigan Inc.)の共同経営者でもありました。別れるときは殴られたこともあるなど、大変だったようです。)

5. 鼻をほじるクセがある。
もし僕が鼻に指を突っ込んで運転してるところを見かけたら、にっこり笑って手を振ってね! それが礼儀ってものだよ!
(注: ・・・・・ ^^;)

6. 以前は出演作でベアバック(コンドームなしの生挿入)をしていたが、今はセーフ・セックスを奨励している。
(注: 性病予防の啓蒙ビデオにも出演していて、これがなかなか傑作。おいおいご紹介する予定です。)

7. 好きな音楽はクラシック・ロック、インディー・ロック、オルタナティヴ。
好きなミュージシャンはFleetwood Mac, The Doors, The Eagles, Neil Young, Johnny Cash (特にJune Carter Cashとの共作), Rilo Kiley, Joni Mitchell, The Doors, Queen, Elton John, M. Ward, Bob Dylan, Cat Stevens, Fleet Foxes, Mazzy Star, French Kicksなど。
(注: 渋い!)

8. 自分はアーティストだと思いたい。
創造性を発揮する場が必要。アダルト作品では刺激が得られない。
(注; ほかのインタビューでも、「特に今のような不景気では、アダルト作品では創造性を発揮する金銭的・時間的余裕がない」(=ヤッてるだけの作品が求められる)と、何度も発言しています。)

9. 同業者に比べると、出演したアダルト作品は非常に少ない。
(注: これにはいろいろな事情がからんでいるのですが、それはまたの機会に。)

10. 本を執筆中で、今年の春遅くに出版予定。
自分の半生を、未成年でのポルノ出演、殺人事件の参考人(後に捜査に協力して裁判でも証言)になったことなども含めて、小説形式で書いているそうです。

ブレントとジェイソン・シークレストは結構長い付き合いらしいのですが(当ブログで連載中の「セイレーンの物語」も、もとは彼のサイトにアップされたようです)、この記事がアップされたとき、同じページにコブラ時代の作品の広告も掲載されていることにブレントが文句をつけ、Twitterでちょっとした舌戦を繰り広げていました。気持ちはわからないでもないけど、あんまり敵を作らないでね、ブレント!

FL

『Chillerama』 VFX Fillmmakerインタビュー(抜粋) [関連記事]

013 TimSullivan&Sean.jpg
先日お知らせしたティム・サリヴァン監督とのインタビューから、ショーン(ブレント)起用に至った経緯の部分です。もとのポッドキャストはこちら。
http://vfxfilmmaker.com/2010/11/30/hollywood/


ティム・サリヴァン監督: リッキー役に誰を使うかが問題だった。ストレートの俳優はエージェントが出演させたがらないし、ゲイの俳優は同性愛者だと露見するのを恐れて出たがらない。そこで思い出したのがショーンのことだった。

ブレント・コリガンとしてのショーンの仕事は、もちろん以前から知っていた。ゲイの世界ではトム・クルーズみたいな存在だからね。出演作を見たことはなかったが。

ショーンはトッド・スティーヴンスTodd Stephensが監督したAnother Gay Sequel(日本未公開)に“人魚のスタン”役で出演している。私はトッドと大学が一緒で今も友人だが、その彼がショーンをすごく褒めていたし、特殊メイクを担当したジョー・カストロJoe Castroからも「機会があったらぜひ一緒に仕事をしろ」と勧められていたんだ。そこでトッドを通じて、ジョディ・ホイーラーJody Wheelerとショーンに会い、In the Closet(ホイ-ラー監督・ショーン主演の短編)を見せてもらった。すると、作品は私の見た最高のゲイ・ホラー映画で、ショーンの演技もすばらしいじゃないか。私としては、その場で「オーディションは不要だ、君に決めた」と言いたかった。

だがハリウッドのゲイ恐怖症は根深くて、金を出す側、つまりプロデューサーはリスクを嫌う。私自身、『2001人の狂宴(2001 Maniacs)』では編集室から文字通り締め出され、ゲイ的なシーンをことごとくカットされた苦い経験がある。周囲を説得できる自信がなかった。ショーンも実力不足ではなく、ゲイだからという理由で落とされたことが数え切れないほどあるはずだ。それを思えば安請け合いはできなかった。

ショーン: ティムの言うとおり、オーディションはうまくいったのに結局落とされるという経験は片手の指に余る。両手でも足りないかもしれない。監督は使いたいと言ってくれても、プロデューサーに拒否されてしまうんだ。

ティム・サリヴァン: 撮影は当初、この夏の予定だったが、秋に延期された。その間に私はだんだん腹が立ってきた。ネームバリューが必要だとかいう理由で役者を選ぶならまだしも、ゲイポルノに出演していたたから使えないなんてバカげてる。闘いたいと思うようになったんだ。それに実際、リッキー役探しは難航した。50人ほど-ディションして、一度は決まったのに、その俳優の母親が「19歳の息子をゲイ映画になんか出演させられない」と電話で断ってきたなんてこともあって、撮影開始が2週間後に迫ってもまだ決まらない。プロデューサーにどうする気かと聞かれて、「実は心当たりがある」と、ショーンのことを打ち明けた。

驚いたことに、私は仲間を見くびっていた。他の3人の監督もプロデューサーのコリー・ニールCory Nealも口をそろえて、彼が最適なら全面的に応援すると言ってくれたんだ。そこでオーディションとして、サンディエゴのショーンに電話で演技の指示を出し、スクリーンテスト用のビデオを撮って送ってもらうことしにた。

ショーン: ティムからはしばらく連絡が途絶えてたから、「またか」と諦めていた。留守電に伝言をもらっても、すぐにはかけ直さなかったぐらいだ。ちょうど引っ越しの最中でもあったしね。スクリーンテストも無駄かもしれないと思った。でもやるだけやってみようと、Judas Kiss監督のJ・T・テプナパJ.T. Tepnapaにロサンゼルスから来てもらい、演技のコーチをしてもらった。撮影した後も自信がなくて迷ったよ。ファイル変換に手こずったので、それを言い訳に送るのをやめようとさえ思った。でも、とにかく送ったら、マネージャーから電話がきたんだ。「君が何を送ったのか知らないが、起用すると言ってきた」って。

FL
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